【ベトナム駐在妻】私がベトナム語を覚えた勉強方法は?学習するコツ9つを紹介します!

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【ホーチミン駐在】駐妻のためのベトナム語勉強方法!無理なく学習する手順を紹介しています。

駐妻としてホーチミンに移住することになった時、私が気になったのはベトナム語のことです。

新しい環境での日常生活をスムーズに送るために、ベトナム語が少しわかった方が良いのではないか?と思ったり、かといってベトナム語をマスターするには難易度が高いし、そこまで必要?なんて考えていました。

でも、言葉がわかった方がちょっと楽しそうですよね!

そこで、日常生活でのちょっとしたベトナム語会話ができたらいいなと思っている方向けに、気楽にベトナム語を勉強する方法をご紹介します。

ベトナム語は発音が難しいと聞いたことがあるかもしれませんね。本当にその通りで、日本人にはとても難易度が高いと個人的には思います。

頑張って発音してみても通じないので、ペラペラ話せるくらいまで上達する前に諦める人がほとんどじゃないかと思いますが、ペラペラにならなくても、少しのベトナム語でもコミュニケーションが取れると楽しいです。

この記事では、ゆるく楽しくベトナム語を勉強する方法について考えてみました。市場で買い物くらいのレベルを目指す方、ぜひご覧ください!

目次

ホーチミン駐妻の私がベトナム語を習得した勉強方法

日常生活で使える程度のベトナム語を学ぶ方法はいくつかありますが、やはりネイティブの発音を何度も聞くのが一番です。

日本で購入できるベトナム語のテキストを読むのも良いのですが、間違いなく話せるようにはなりません…ベトナム語は発音が難しいので、ネイティブの方に発音の練習をみてもらうのがベスト!

日常生活に取り入れつつ、ハードル低めな勉強方法はこちら!

<ベトナム語会話上達のためにすること3選>

  • Youtube
  • オンラインベトナム語会話
  • 実践

Youtube

手っ取り早くベトナム語会話の第一歩を踏み出すために、Youtubeでの学習から始めてみてはいかがでしょうか?

おすすめはこちら!
BEBA VIETNAM Language

BEBAさんは、7歳から日本で暮らしているそうで日本語がとても流暢です。日本語、ベトナム語ともネイティブレベルの方はそうそうお目にかからないので、すごくありがたいですよね!

こちらのYoutubeでベトナム語がどんな感じなのかまず知ること、そして耳を慣らしていくのが良いと思います。私は耳ならしをした後に何度も繰り返し口に出して練習しました。自分で練習しているだけだと合っているかわからないので、ドライバーさんに言ってみるということを繰り返していました。

はじめは全然通じなくて、ドライバーさんも「?」という顔をしていましたが、発音の特訓をしてくれました。伝わるまで何回もリピートして、プチベトナム語レッスン場のようになっていました。

オンラインベトナム語レッスン

発音の練習は、やはりベトナムの方に見てもらうのが一番ですので、まずオンラインでベトナム語体験レッスンを受けてみましょう。

今は安い料金でベトナム語レッスンを受けられるオンラインサービスがあってとても便利!

  • itaki(アイトーキ):資格を持つ講師陣のレッスンを予算やスケジュールに合わせて受けることができます。$5〜体験レッスン可能です。 ベトナム語だけでなく色々な国の言語を学ぶこともできます。
  • VIET CAFE:ベトナム語会話のマンツーマンレッスン。オリジナル教材もあります。

自分のレベルに合った先生を見つけることができますよ。

アイトーキではコミュニティもあるので、ベトナム語コミュニティでお話しできる人を探すのも良いかもしれません。お話しできる方が見つかったら、できれば実際に合って会話した方がより勉強になりますよ。例えば、直接口の動きを見て真似することもできますし、発音をどう修正すれば良いのか実際に教えてもらった方が早く上達します。

少しベトナム語に慣れてきたら、あとは実地訓練です(笑)

ローカル店で実践

まずは、ローカルカフェでカフェスダ(ベトナムコーヒー)をオーダーするところから。「cà phê sữa đá」と言ってみるだけ!

「カフェスアダー」とカタカナ読みで言っても通じませんよ〜。頑張ってください!

次は、市場で値段を聞いてみましょう。それから、徐々にカタコトで値段交渉です。まずは、市場での買い物ができるようになる!くらいの意気込みで始めると良いですよ!

日常の中で自然にベトナム語を身につけるためには、現地の人々と積極的にコミュニケーションを取ることが重要です。ベトナム語でも北部と南部では発音が違うので、生活拠点であるホーチミンで友達や市場内の行きつけのお店を作ることをおすすめします。

ベンタン市場には、野菜や果物が交渉不要な量り売りで売っていますので、まずは市場のおじちゃん、おばちゃんに挨拶から始めてみても良いですね。

ちなみに、ベトナムの人は意外と一見さんお断り的な雰囲気を醸し出して、とても愛想が悪いことがありますが、それが通常なので、めげなくて大丈夫です。

私は、とあるローカル店のバインミーがとても好きでよく買いに行っていたのですが、初めは超真顔!そして無言で対応されていました(笑)何回も通っているうちに、笑顔を見せてくれるようになりましたよ。

初めは態度の悪さにびっくりするかもしれません(笑)愛想が悪い人ばかりではありませんが、主に地元の人が通うお店で外国人があまり来ないお店では、そんな対応をされるかもしれません。それも文化だと思って楽しんでみてください!

地元の市場や習い事での会話を通じて、まずは耳を慣らしたり、簡単な単語でコミュニケーションをとってみましょう。

\ ベトナム語こちらもトライしてみてね /
ベトナム駐在生活で使える便利なベトナム語フレーズを紹介!買い物や食事の時は何て言う?

ホーチミン駐妻が考える!無理なくベトナム語を学習するコツ9選

ホーチミンに引っ越しすることになったら、まず直面するのは言葉の壁です。特に市場などのローカル店では、英語も通じないことが多いので、ベトナム語ができると便利です。ただ、ベトナム語は発音が難しくてなかなか通じないんですよね…

しかし、無理なくベトナム語を学ぶ方法があります。ここでは、私自身の体験を交えながら、駐在妻の視点から9の学習コツを紹介します。

  1. 日常会話から始める
  2. ローカルの市場で練習
  3. ベトナム語のクラスに参加
  4. テレビやラジオを活用
  5. アプリを使って自習
  6. ベトナム人の友達を作る
  7. 言語交換パートナーを見つける
  8. 実践の場を増やす
  9. 継続が大事

1. 日常会話から始める

初めての一歩は、簡単な挨拶や日常会話から始めることです。「こんにちは」や「ありがとう」といった基本的なフレーズを覚えることで、現地の人々とのコミュニケーションがぐっと楽になります。私はハウスキーパーやアパートのスタップに「Xin chào(こんにちは)」と言うことから始めてみました。

「Xin chào」は比較的通じますし、ベトナム語で挨拶することで笑顔が返ってくることがとてもうれしかったです。

それから、タクシーに乗る機会も多いので、目的地の住所が伝わるように言う練習もしました。やり方は簡単で、運転手さんが発した言葉(住所)を聞き取ってリピートするだけ!日本人にとってはベトナム語のアクセントも独特に聞こえるので、まずは聞こえた通りの抑揚で言ってみて特徴をつかむと、そのうち通じるようになりますよ!

2. ローカルの市場で練習

ホーチミンには市場や露店がたくさんあります。市場や露店での買い物は、数字や食品の名前を覚える絶好の機会です。私も市場での買い物を通じて、野菜や果物の名前を自然と覚えることができました。売り手とのやり取りを楽しみながら、実践的な言葉を学ぶことができます。

やり取りする中で「これ」「いくら」など少しずつ覚えた単語を取り入れて発しているうちに、だんだんと発音やイントネーションも鍛えられて通じるようになります。お店の人に通じて会話が成立するとなんとも言えずうれしくなるんですよね〜。モチベーションも上がります!

3. ベトナム語のクラスに参加

地元の語学学校やカルチャーセンターでは、外国人向けのベトナム語クラスが開催されています。。プロの教師から文法や発音を学ぶことで、基礎知識をを身につけられたかなと思います。

私はホーチミンに来て最初にベトナム語を習ったのは、カフェでした。2階に勉強スペースがあるカフェで、日程を予約すると日本語が話せる学生さんがベトナム語を教えてくれたんですよ。日本語を専攻している大学生でした。

いきなり語学学校に通うのはハードルが高いし、続けられるかもわからなかったので、週に一度カフェで教えてもらっていました。

その時のレシートには、

ベトナム語:VND90,000 (450円)
きょうかいしょ:VND40,000 (200円)

と、拙い可愛らしい字で書いてありました。1時間のプライベートレッスンでこのお値段!学生さんのアルバイトなのでプロの先生ではないからこそですね。私にとっっては、このくらいの方が質問もしやすいし良かったです。

ちなみに、ベトナム語を教えてもらった初日は、ひたすら先生の後についてリピートしたのでひどく疲れた記憶があります。レッスンの帰り道に運転手さんに「Cảm ơn(ありがとう)」と言ってみたら通じなかった…という苦い思いでも記しておきます(笑)

4. テレビやラジオを活用

ベトナム語のニュース番組やドラマを視聴することも効果的です。私のお気に入りは、毎朝のニュース番組です。最初は全くのちんぷんかんぷんでしたが、そのうち知っている単語を耳で拾えるようになりました。話していることを全て理解するのは無理ですが、アナウンサーの発する言葉は聞き取りやすいのでリスニング力を向上させるのに最適なんですよね。

「この単語よく出てくるけど、どんな意味なのかな?」なんて調べていると自然にインプットできるんですよね。人によるかもしれませんが、私は耳から学習する方が覚えやすいです。

5. アプリを使って自習

スマートフォンのアプリを活用するのも一つの方法です。DuolingoやMemriseといったアプリは、ゲーム感覚で学習できるので、飽きずに続けられます。私も移動中やちょっとした空き時間にアプリで単語を覚える習慣をつけました。

わざわざ勉強する時間を取らなくても隙間時間で楽しく学べるので、学習アプリはおすすめですよ。

6. ベトナム人の友達を作る

現地の友達を作ることで、会話の幅が広がってきます。もちろん、ネイティブ並みの会話レベルに到達するのは至難の業ですし、私もそこまではできません。しかし、ホーチミンで出会った友達のおかげで、ちょっとした日常会話がぐんと上達しました。友達とのランチやカフェでの会話を通じて、自然と新しい表現を学ぶことができます。

わからないことは英語で伝え合うので、英語の勉強にもなって一石二鳥でした。

▼友達を作る方法についてこちらもチェックしてみてください▼
ホーチミン駐在で友達を作る方法!人間関係に悩まないコツは?

7. 言語交換パートナーを見つける

言語交換パートナーを見つけるのもおすすめです。私の場合、日本語を学びたいというベトナム人の女の子と月に2回くらい会い、お互いの言語を教え合いました。これにより、互いに学び合う楽しさを共有できました。

ちなみに、その女の子はカフェでベトナム語を教えてくれた学生さんです。日本語を専攻していることもあり、日本語の会話の練習をもっとしたかったみたいです。

彼女が履いていたサンダルがとても可愛かったので、どこで買ったの?と聞くと「今度一緒に行こう」と言ってくれて、そこは地元の人しか行かないような場所だったので、これは良い機会!と思い連れて行ってもらったこともあります。その時にホーチミンでバイクの後ろに乗るという初めての体験もしました。

こんなきっかけで、ベトナムの人とも知り合いになれたりするので言語交換パートナーを探してみるのも良い経験になりますよ。

言語交換パートナーはオンラインで見つけることもできるので、時間や場所にとらわれずに学習できます。直接出向くのが面倒な人や会うのが不安な方はオンラインでお話しするのもおすすめです!

8. 実践の場を増やす

ベトナム語を使う機会を増やすために、地元のイベントやコミュニティに参加するのも良い方法です。私もベトナムの文化イベントに参加し、地元の人々との交流を楽しみました。実際に使うことで、学んだ言葉が定着しやすくなります。

ボランティアなどの活動もおすすめです。時間が合うときに行けば良いですし、ベトナムの方とも知り合いになれるので、言葉を教えてもらうのも良いですね。

9. 継続が大事

最後に、何よりも大切なのは継続です。毎日少しずつでもベトナム語に触れることを心がけましょう。私も何かと慌ただしい日々の中で、毎日少しずつ学習を続けることで、少しずつ自信を持つことができました。

一度にたくさんのことを覚えようとせず、毎日少しずつ学習することが大切です。例えば、毎日10分間ベトナム語の単語やフレーズを学ぶ時間を設けることで、無理なく続けられます。短時間でも毎日の積み重ねが大きな効果を生むので、日課にしてみてください。

ベトナム語を学ぶ際に直面する課題と対策

ベトナム語の学習には多くの壁が立ちはだかります。

ここでは、ベトナム語学習”あるある”と、その対策について詳しく説明します。

モチベーションの維持

ベトナム語の学習は一朝一夕にはいきません。特に、発音が難しいのでベトナムの人と話そうとしてもほぼ通じなくて、学習意欲が低下することもあるでしょう。いや、あります!

モチベーションを維持するためには、以下の方法がおすすめです。

  • 学習目標を設定する: 短期的な目標と長期的な目標を設定し、達成感を得られるようにしましょう。
    例えば、「1か月で基本的な挨拶と数字だけでも通じるようになる」「3か月でよく行くお店などの通りの名前が通じるようになる」などです。
    ベトナムではタクシーなどで運んでもらう際、通りの名前と番号(番地)を伝えます。
  • 楽しみながら学ぶ: ベトナム語の料理教室などの習い事に参加するなど、興味のある活動を通じて言語を学ぶと楽しく続けられます。
  • 友達を作る: ベトナム人の友達を作り、実際の会話で練習することが大切です。
    なかなかハードルが高いですが、習い事やボランティア活動などでベトナムの方と知り合いになれますよ。

発音の難しさ

ベトナム語は音調言語であり、発音が非常に重要です。日本語にはない音や音調が多く、かなり難しいです。

そして、ベトナムの方は日本人のようにカタコトの言葉を汲み取ることになれていないこともあって、初めはフレーズをトライしてもほぼ聞き取ってもらえません。

  • プロの指導を受ける: 発音は独学では正直言って無理なので、プロの教師から指導を受けるのが効果的です。
  • 録音して確認する: 自分の発音を録音して、ネイティブの音声と比較してみると、違いがよくわかります。修正点を意識しながら練習することで、徐々に正しい発音に近づけます。

    ここまでやる人は少ないと思いますが、教えてくれる先生や身近なベトナム人の方はすごく喜んでくれると思います。

まとめ

ベトナム語会話はその発音が日本人には難しいため、話してみても通じないことがほとんどで挫折する人がかなり多い印象です。

現地で働いているというのではない限り、ベトナム語が話せなくても生活はできます。

しかし、ちょっとしたコミュニケーションが取れると楽しいですし、ベトナムの方にとっても外国人がベトナム語を話すとうれしそうにするので、ぜひトライしてみると日常生活がちょっと彩られるかもしれません。

また、市場などのローカルな場所では英語が通じない方が多いので、お買い物する際は数字だけでも覚えておくと便利ですよ!

数字は慣れるとすぐ聞き取れるようになりますし、数字は発する機会が多く比較的通じやすいので、どんどん使ってみてくださいね。

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