ベトナム・ホーチミンの気候と季節ごとの服装選び!日本との違いもチェック

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ベトナム・ホーチミンの気候と季節ごとの服装選び!日本との違いもチェック

初めてのホーチミン移住となると、現地の気候がどんなものか、どの季節に何を着ればいいのか気になることが多いと思います。

この記事では、季節ごとの服装選びや、日本の四季とホーチミンの気候の違いと気をつけるポイントも紹介します。

ホーチミン駐妻だった私が、快適に過ごすための気候対策や便利グッズも紹介しますので、ぜひお読みください!

ホーチミンの気候や服装に関する疑問を解消し、準備万端で新しい生活をスタートさせましょう。

目次

ホーチミンの気候はどんな感じ?日本との違いも紹介

ホーチミンの気候は典型的な熱帯モンスーン気候で、年間を通して高温多湿です。平均気温は約27℃から30℃です。

日本との違いといえば、ホーチミンには乾季と雨季の2つの季節しかありません

雨季は5月から11月まで続きます。雨季には雨が頻繁に降り、一日中降り続くこともあれば、短時間の激しいスコールもあります。雨が降ると湿度が急激に上がり、蒸し暑さが増します。

乾季は12月から4月までで、雨季に比べると湿度は低く、特に1月から3月にかけては気温も少し下がり、快適な気候が続きます。

日本では春、夏、秋、冬と四季があり、それぞれの季節に応じた服装や生活スタイルがありますよね。

ホーチミンでは一年中暖かく、季節ごとの気温の変化が少ないため、夏服だけでOK!

例えば、冬にコートやセーターが必要な日本とは違い、ホーチミンでは年間を通して薄手の服がメインになります。

ホーチミンは非常に湿度が高く、日本の夏よりもさらに蒸いのかもしれませんが、日本での生活と違い車移動が多いため、そこまで不快ではないと感じます。

とても蒸し暑いホーチミンですが、近年は日本の夏の暑さも異常なので、時期によってはホーチミンの方がかなり過ごしやすいです。

日差しはとても強く直射日光に当たると痛い気がします…逆に、ショッピングモールやカフェなど屋内は冷房がとても効いているため、かなりの確率で体が冷えてしまいます。

肌のためには日除も大事、そして冷えは大敵ですので、羽織ものやストールは持ち歩くことをおすすめします!

雨季と乾季の違いは?それぞれの特徴と注意点

ホーチミンには日本のような四季はなく、乾季と雨季の2つの季節が存在します。それぞれの季節の特徴を見てみましょう!

雨季

雨季は5月から11月まで続きます。

雨季の特徴は、何と言っても頻繁に降る雨です。特に6月から9月にかけては、短時間に激しいスコールが降ることが多く、日中の突然の豪雨には注意が必要です。

雨季の平均気温は27℃から32℃で、気温はそれほど変わらないものの、湿度が非常に高くなります。湿気が多いため、カビ対策や除湿が欠かせません。

雨季の注意点としては、スコール対策が重要です。日本でもゲリラ豪雨がありますが、ホーチミンでは道路が冠水することもあるんです!

 車内から撮影した冠水したホーチミンの道路
車内から撮影した冠水したホーチミンの道路

場所によっては車が通れないくらい水位が高くなり、道路を通行することができなくなることがあります。車のタイヤの高さを超えるくらい冠水していて、なかなかすごい光景でした。

日除のために、普段から折り畳み傘を持ち歩くことをおすすめしますが、特に雨季には忘れないようにしましょう。

ホーチミンで雨が降った時のバイクの様子
ホーチミンで雨が降った時のバイクの様子。一斉にレインコートを着用しはじめます。

ご存知の通り、ベトナムの方はバイクを利用する人が多いですが、雨が降り出すと一斉にレインコート姿になります。

乾季

乾季は12月から4月まで続き、この時期は比較的降雨量が少なく、晴天が多いです。

特に1月から3月にかけては気温も少し下がり、最も快適な時期とされています。平均気温は25℃から30℃程度で、湿度も低めなので、過ごしやすい気候です。

朝と夜の気温も少し低くて、涼しいなと感じることもありました。乾季のホーチミンは気持ちが良いですよ。

日差しは一年中強いので、お気をつけを!

ホーチミンの季節ごとの服装選び

ホーチミンの季節ごとの服装選びって、何を基準にすればいいのか悩みますよね。

ホーチミンには日本のような四季はなく、乾季と雨季の2つの季節しかありませんが、それぞれの季節に適した服装を選ぶことが快適な生活の鍵です。

雨季の服装

雨季には、速乾性のある素材の服を選ぶと快適に過ごせます。また、突然の雨に備えて、折りたたみ傘を常に持ち歩きましょう。日本人は、常に日傘を持ち歩く方が多いので晴雨兼用の傘を日本から持ち込むと良いですよ。

実は、折り畳みよりも柄が短めの晴雨兼用長傘の方が便利でした!

足元は滑りにくい防水性のある靴を…と考えますが、スコールなど激しい雨の時はあまり意味がないので、ビーチサンダルのような濡れても良いサンダルで良いと思います。

家庭内では雨季に限らずですが、クローゼット内の湿気対策をした方が良いです。知らない間に服にカビが生えていたなんてこともありますからね。

乾季の服装

乾季日中は日差しが強いため、通気性の良い綿やリネン素材の服がおすすめです。朝晩は少し肌寒く感じることもあるので、薄手のカーディガンやストールがあると便利です。

日焼け対策も欠かせません。乾季も雨季も日差しが強いため、帽子やサングラス、日焼け止めを常備することをおすすめします。

私はUVカット機能のある長袖シャツやパーカーも持ち歩いていました。直射日光に当たるより、何か一枚羽織った方が暑さが和らぐんですよね。

ホーチミンでの生活は日本の気候と大きく異なり、基本的には1年中夏!

冷房対策を考えると薄手の長袖は必須ですが、衣替えもしなくて良いですし、楽ちんですよ!

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ホーチミンでの気候対策と便利グッズ

ホーチミンで少しでも快適に過ごすために、気候対策と便利グッズをご紹介します。

気候対策

日本の夏と同じように対策をしましょう。

  • 日焼け対策
  • 水分補給
  • 防蚊対策


日中の直射日光は強烈なので、日焼け対策が重要です。

私はUVカット機能のある日傘やサングラスを常に持ち歩いていました。特に、日焼け止めはマストアイテム。

汗をかいても落ちにくいウォータープルーフタイプのものを選ぶと良いですよ。

高温多湿のホーチミンでは、常に水分補給を心掛けることも大切です。こまめに水を飲むようにしましょう。

また、雨季には蚊が多く発生し、デング熱などのリスクが高まります。虫除けスプレーなどを使用し、蚊の対策を徹底しましょう。

便利グッズ

  • 携帯扇風機
  • 折りたたみ傘
  • 湿度調整グッズ

暑さ対策として、携帯扇風機や冷感タオルも便利です。特に外出時には、携帯扇風機があると涼しく快適に過ごせます。

車移動が多く、建物内は寒いので実は出番が少ないかもしれませんが、暑がりな方は日本から持っていくのもありかなと思います。携帯扇風機は重くてちょっと…という方は、扇子もおすすめです。

また、冷感タオルは首元に巻くだけで体感温度を下げる効果があり、市場やゴルフなど冷房が効いていない場所に行く時の暑さ対策に最適です。

そして、 急な豪雨や日焼け対策に備えて、折りたたみ傘を常に持ち歩くと良いです。日傘をさして歩くことで、後ろからのひったくり予防にもなりますよ。晴雨兼用のものを選ぶと安心です。

そして、自宅では湿度対策も重要なポイントです。湿度が高いので、うっかりすると衣類にカビが生えてしまいます。

除湿器や湿気取りシートを使って室内の湿度をコントロールしましょう。私は、衣類には防虫・乾燥剤、水取りゾウさんのような湿気取りアイテムを使っていました。

ホーチミン駐在妻がやっていた暑さ対策!

ホーチミンの年間を通じた高温と湿度の中で、暑さ対策は欠かせません。私が実践していた暑さ対策を、体験談と共に紹介します。

まず、外出時には必ず帽子とサングラスを着用し、日焼け止めクリームを塗るようにしていました。日差しが強いので、肌の保護は特に大事です。

通気性の良い素材の服を選ぶようにして、リネンやコットンの服が多かったです。

直射日光を避けるといくらか体感温度も下がるように感じるので、薄手の羽織ものやストールも常に持ち歩いていました。

水分補給も大切で、常にペットボトルの水を持ち歩き、こまめに水分補給していました。

外出先では冷房の効いたカフェやショッピングモールで適度に休憩し、体を冷やしていました。長時間いると冷えすぎるので、そこは注意してくださいね。

自宅では、クローゼット内にもエアコンの風が届くようにしたりしていました。

まとめ

ホーチミンの気候や季節、日本との違いについてまとめました。

ホーチミンの気候は一年を通して温暖で、乾季と雨季という2つの季節に分かれています。

暑さ対策の便利グッズとしては、日焼け止めやUVカットグッズ、折りたたみ傘、除湿器や湿気取りシート、携帯扇風機や冷感タオルなどが役立ちます。

ホーチミンでは基本的に一年中夏服で良いので、とっても楽ちん!

是非、ホーチミンでの新しい生活を楽しんでください!

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