ベトナム赴任時の経験を元に、持っていくと便利な持ち物をまとめてみました。
新しい国での生活はワクワクする反面、何を持っていったらいいのか、何が現地で手に入るのか、不安や疑問がたくさんあるかと思います。
そこで、今回は「ベトナム移住 持っていくと良いもの」に焦点を当て、「ベトナムでの快適な生活」を送るために持っていくと便利なアイテムを紹介します。
1. こだわりの家電
ベトナム含め、海外では家具家電が備え付けのことが多いです。
電子レンジやオーブン、アイロン、洗濯機、乾燥機などは、日本から持っていく必要がありません。しかし、高品質な製品やこだわりの家電は、日本から持参することをおすすめします。
例えば、ホームベーカリーやホットクックは、日々使っている方であれば、持っていくと良いと思います。
炊飯器は、ホーチミンでも購入できると思いますが、日本のように炊きあがりが美味しくなる!などの高品質なものは期待できないので、持っていくと良いですよ。
ただし、日本の家電を使うには変圧器が必要なので注意しましょう。
私は、ぼーっとしていて、炊飯器の電源プラグを現地のコンセントに差してしまったことがありますが…ボンッ!という音と共に一瞬でご臨終されてしまいました(悲)
それ以来、現在に至るまで、お米は鍋で炊いています!そういう意味では、炊飯器はなくてもなんとかなりますけれどね。
家電に記載されている定格電圧が110V-240Vの場合は海外でも使えます。
iPhoneやAndroidは、変圧器は必要ありません。
2. キッチングッズ
キッチングッズは、大抵のものはホーチミンで揃えられるので持っていかなくても良いと思いますが、日本ならではの料理を楽しみたい場合は持っていくと良いですよ。
例えば、お好み焼きやたこ焼きプレート、天ぷらや揚げ物を作る際に便利なフライヤーなどなど。
和食が恋しくなったら外食もできますが、家庭内で気軽に日本気分を味わえるのが良いですね。
また、日本のアイデアグッズなんかも、なぜか欲しくなってしまうんですよね。例えば、繰り返し使える落とし蓋(ぶたさんの形の)や、トマトの皮剥き、アボカドの種をとるツールなど、なくても全く問題ないし、むしろそんなに使っていなかったのに…
ホーチミン生活では時間がたくさんありますし、お料理を習いに行ったりする機会もあり、食卓を充実させてみよう!なんて思うこともあるんですよね。
そんなわけで、なくてもいいけどあったら便利というグッズは、なかなかホーチミンではお目にかからないので、余裕があれば持って行くと良いかもしれません!
3. お気に入りの日用品
ベトナム駐在や移住をする際に、生活を快適にするために持っていくと良いものには、お気に入りの日用品が挙げられます。
中でも、キッチン泡ハイターやスプレータイプの食器用洗剤のような日本ならではの日用品は、ベトナムの生活では意外と探し出すのが難しかったり、見つかったとしても価格が高かったりすることがあります。
ベトナムでも日系のお店で一部の商品を見つけることは可能ですが、品揃えは限られています。
普通の食器用洗剤は現地でも買えますので、よほどこだわりがなければ荷物を減らす意味で持っていく必要はありません。
アロマディフューザーや、ミストタイプの加湿器を普段使っている方は、持っていきましょう。
4. コンタクトレンズ
コンタクトレンズユーザーにとっては、コンタクトレンズはなくてはならない重要なアイテムですよね。
特に、度数が特殊である場合や、使い捨てのタイプを使用している方は、日本から十分な量を持っていくことをおすすめします。
ベトナムにもコンタクトレンズを販売している店舗は存在しますが、品揃えが日本と比較して限られており、また価格も高めの設定が一般的です。
ベトナムの方のメガネ率が結構多いな〜と思って、ベトナムの友人に理由を聞いたことがあるのですが、コンタクトレンズは価格が高い!と言っていました。
私は、コンタクトレンズの手持ちがなくなった時には、ホーチミンでコンタクトレンズを買っていましたが、確かに価格は日本で買うより高かったです。
在庫がない時もある上に、いつ入荷してくるのかは失礼ながらあまり当てにならないので、不安な方は十分な量をストックしておきましょう!「明日入荷するよ」と言われて、翌日出直したのに「ないよ」と普通に言われたことがあったなぁ(遠い目…)
もちろん、予備として眼鏡も持って行くことをお忘れなく!
5. ヘアアイロン・ドライヤー
日々の身だしなみに欠かせないヘアアイロンやドライヤーは、使い慣れた製品を持参したいですね。
ベトナムでもヘアアイロンやドライヤーは容易に購入できますが、日本製の製品に比べて品質や機能に差があることが少なくありません。
ただし、ベトナムで日本製のドライヤーやヘアアイロンを使用する際は、電圧やプラグ形状の違いに注意して、変換プラグや変圧器などの対応が必要かどうかを事前に確認しましょう。
ちなみに、アパートに備え付けのドライヤーがある場合もあるので、こだわりがなければ持っていかなくてもいいかなと思いますが、日本とベトナムでは水質も違いますし、高性能なドライヤーを使いたい場合は、持っていきましょう。
私は、女子力が低めなので備え付けのドライヤーで乾かしていました…ただ、癖毛がひどいのでストレートアイロンは欠かせず、日本から持っていったヘアアイロンを変圧器を使って使用していましたよ。
6. 日傘・折りたたみ傘
ベトナムで生活するにあたり、日傘は必需品です。
ホーチミンでは、一年を通して気温が高く、日差しが強い日が多いです。
日焼け対策はもちろん、直射日光を避けて少しでも暑さから身を守るために、日傘を持ち歩く人が多いですよ。また、日傘を差していることで、ひったくり防止にもなります。
歩道を歩いている際などに、後ろからバイクで近づいてきてひったくり、そのまま逃げてしまうということもあり得ます。日傘があることでバッグが取りにくくなり、相手を警戒させることができますよ。
また、ベトナムの雨季には急な雨が降ることも多く、いつ降り出すか分からないため、晴雨兼用の折り畳み傘があると便利です。
紫外線カット率が高いものや、持ち運びや使いやすさを考慮して、軽量でコンパクトにたためるタイプを選ぶと、日常の出かけや旅行時にも非常に便利です。
個人的には、折りたたみではなく、柄が短い日傘が便利でした!いちいち折りたたむのが面倒だったので…
7. 歯磨きグッズ
自分の口内環境に合った歯磨きグッズを持参することは非常に重要です。
特に、ベトナムでは日本と同じブランドの歯磨き粉や歯ブラシが手に入りにくいことが多く、手に入ったとしても品質やフレーバーが異なる場合があります。
そのため、お気に入りの歯ブラシや、口内環境を整えるために特定の成分が含まれている歯磨き粉など、日本から持っていくと良いでしょう。
歯磨きグッズと一言で言っても、電動歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシなど、個々の口内状態に合った様々なアイテムがあります。ベトナムでの生活を通して新たに口内トラブルを抱えることのないよう、予備として複数持参するのも賢明です。
ベトナムでは、突然の必要に迫られても欲しい質や種類をすぐに見つけられないことがあるため、準備しておくと良いですよ!
ちなみに、リステリンなどのマウスウォッシュは普通にスーパーで売っていますよ。歯ブラシは、日本にあるようなヘッドが小さめのものはあまりなく、ほとんどがヘッド大きめです。
8. SIMフリースマートフォン
スマホについては、もはや忘れる人はいないかと思いますが、SIMフリースマートフォンを持参しましょう。
ベトナムには複数の通信業者が存在し、プリペイドSIMカードも手軽に購入できます。SIMカードは簡単に買えますし、コンビニなどでチャージもできるので、日本のように通信会社と契約しなくても使えますよ。
SIMフリースマートフォンを持っていれば、現地のSIMカードを挿すだけで、すぐに現地の通信サービスを利用開始できます。また、日本で使用していたスマートフォンがSIMロック解除可能な場合は、それを利用するのも一つの手段です。
ちなみに、ホーチミンでも携帯ショップでスマホは買えますが、ローカル店舗なので言葉の問題がありますから、やはり日本からSIMフリーのスマホを持っていくと安心ですね。
私は2013年の駐在時に、ローカル店でSAMGUNGのスマホを買ったことがありますが、SIMの設定なども全部やってくれて助かった記憶があります。
カタコトの英語でもなんとかなったので、勇気のある方はトライしてみてください(笑)
9.基礎化粧品
ベトナム移住や長期の駐在を控えている方にとって、基礎化粧品の準備は欠かせないポイントです。
ホーチミンでは、多くの国際ブランドの化粧品が入手可能ですが、特定の商品は見つけることが難しい場合があります。また、日本製の化粧品はベトナムで高価な場合が多いですし、生産地により成分なども多少違っていることもあります。
そのため、お肌に合う、愛用の基礎化粧品は、ベトナムへ移住や赴任前に十分な量を持参することをおすすめします。
生活の準備としては、日焼け止めも重要なアイテム!ベトナムは一年中日差しが強いため、紫外線対策もしっかりと行う必要があります。
お肌が弱く、特定の日焼け止めしか使えないなど事情がある場合は、十分な量を持っていくと安心です。
ちなみに、ニベアなどのような日焼け止めは普通にスーパーに売っていますよ。
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との情報も!
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10. 薬
常備薬があれば、日本から持参しましょう。
- 常備薬
- 目薬
- 日焼け止め
- 虫除け
- 生理用品
現地にも薬局はありますが、言葉の問題もありますのでね。
私は特に何かの薬を服用してはいなかったのですが、持っていってよかったのものは「ビオフェルミン」です。
ベトナムに行ってすぐなど、慣れないうちはお腹を壊すのはあるあるですので、そんな時にビオフェルミンなどの整腸剤があると意外と早く回復するかもしれませんよ。
個人差がありますので、私の場合は早く回復する確率が高かったということで、ご参考まで!
また、女性の場合生理用品は、ひとまず日本から持ってきた方が良いです。現地にも、もちろん売っていますが海外製のものは、やはり日本製のクオリティには劣る印象です。
私は、手持ちのものがなくなってしまった際は、現地調達して過ごしていました。日本製のものも売っていますが、めちゃめちゃ高かったので買う気がしませんでしたよ。
虫除けや日焼け止めはスーパーに売っているので、こだわりの品がある場合は日本から持っていきましょう。
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まとめ
ベトナム駐在に持っていくと便利な持ち物を紹介しました。
ベトナム駐在や移住を控えている際に、どのようなアイテムを持っていくと良いのかを検討することは、楽しみでもあり、迷うポイントでもありますよね。
ホーチミンには、大型スーパーも存在しますし、ローカルスーパーでも日用品や食料品が手に入りますので、日本ならではもの以外は大体調達できてしまいます。
日本ならではの品質や特定のブランドを求める場合、日本から持参すると良いですよ。
最終的には、個人の趣味や生活スタイルに合わせて、必要なものを選び取ることが重要です。
ベトナムでの新生活が、充実したものになりますように!